リボディ通信
頭痛治療家による健康情報を配信中! 主に健康に関することを、頭痛治療家・整体師目線で発信しています。生活習慣で気をつけるべきちょっとしたポイント、簡単な運動方法、巷で話題になった症状やダイエットなど。ぜひご覧ください。
「夕方になると目の奥が痛くなる」
「パソコンを長時間使うと頭まで重くなる」
「目を休めても頭痛がなかなか取れない」
スマートフォンやパソコンを見る時間が増え、目の疲れと一緒に頭痛を感じる方も多いのではないでしょうか。
なぜ「目の疲れ」が「頭の痛み」につながるのでしょうか?
そこには、目のピント調節・三叉神経・首や肩への負担など、いくつかの仕組みが関係しています。
■ 近くを見るとき、目は働き続けています
私たちの目は、見る距離に合わせてピントを調節しています。
近くを見るときには、毛様体筋という筋肉が働き、水晶体の厚さを変えてピントを合わせます。
さらにスマホやパソコンでは、文字を追うために両目を内側へ寄せる「輻輳」という働きも必要です。
長時間近くを見続けると、こうした調節を続けなければならないため、目のかすみや重さ、目の奥の不快感などが現れることがあります。
また画面を集中して見ると、まばたきの回数が減りやすく、目の乾燥も加わります。
■ 目の周囲と頭痛をつなぐ「三叉神経」
頭痛との関係で重要なのが三叉神経です。
三叉神経は顔や頭部の感覚を脳へ伝える神経で、そのうち「眼神経」と呼ばれる枝は、目の周囲や額などの感覚にも関係しています。
一方、片頭痛でも三叉神経を中心とした「三叉神経血管系」が痛みの伝達に重要な役割を持っています。
そのため、もともと片頭痛がある方では、強い光や長時間の画面作業などが刺激となり、頭痛が誘発されたり、発作中に目の奥や額の痛みを感じたりすることがあります。
ただし、「目が疲れたから片頭痛になった」と単純に考えることはできません。
■ 実は「目」だけでなく姿勢も関係します
デスクワークによる頭痛で、もうひとつ見逃せないのが姿勢です。
画面に集中すると、無意識に顔が前へ近づき、頭が体より前へ出やすくなります。
この状態が続くと、頭を支えるために首の後ろにある後頭下筋群や僧帽筋などへ持続的な負担がかかります。
さらに、首の上部から伝わる感覚と、顔や頭の感覚を伝える三叉神経からの情報は、脳幹から上位頸髄にかけて密接に関係しています。
つまりデスクワーク後の頭痛は、目への負担+首への負担+もともとの頭痛の起こりやすさが重なっている可能性があるのです。
■ 「目を休める」だけでなく環境も見直しましょう
対策としては、まず長時間画面を見続けないことが大切です。
20分程度近くを見たら、20秒ほど遠くを見る「20-20-20ルール」などを目安に、こまめに視線を遠くへ移してみましょう。
さらに、
・画面と目の距離を近づけすぎない
・意識してまばたきをする
・画面の明るさを周囲に合わせる
・長時間同じ姿勢を続けない
・眼鏡やコンタクトの度数が合っているか確認する
といった工夫もおすすめです。
目の疲れや頭痛を繰り返す場合は、視力や目の病気が関係していることもあるため、必要に応じて眼科で確認することも大切です。
当院では、頭痛がある場所だけを見るのではなく、首・肩・背骨の動きや姿勢などを確認し、目を使っているときに首へ負担が集中していないかも丁寧にみていきます。
「仕事をすると目の奥から頭まで痛くなる」
「目を休めても頭痛を繰り返してしまう」
そんな方は、目だけでなく首や姿勢への負担も一度見直してみませんか?
繰り返す頭痛でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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