リボディ通信
頭痛治療家による健康情報を配信中! 主に健康に関することを、頭痛治療家・整体師目線で発信しています。生活習慣で気をつけるべきちょっとしたポイント、簡単な運動方法、巷で話題になった症状やダイエットなど。ぜひご覧ください。
いよいよ今年も残すところわずかとなりました。
これから忘年会やお正月など、お酒を飲む機会も増えると思います。
今回のテーマは二日酔いを防ぐ方法です。
〇二日酔いとは?
アルコールを大量に摂取し過ぎたために、肝細胞で有害物質(アセトアルデヒドが)が十分に処理されないことで翌朝に起こる、頭痛、胸焼けなどの不快な症状を言います。
〇二日酔いにならないためには?
・喉の渇きで飲み過ぎないために、事前に水や麦茶などの水分を補給しておきましょう。
ただし、コーヒーや緑茶などのカフェインを含むものは利尿作用で余計に水分が失われるので適しません。
・空腹時の飲酒は避けましょう。アルコールの吸収が早まりまるだけでなく、胃の粘膜を傷つけてしまいます。
・いろいろな種類のお酒を飲むいわゆる「ちゃんぽん」をすると、味に変化があるため、アルコール摂取量が増えてしまいがちなので気をつけましょう。
・暑い風呂やサウナなど、過剰に発汗する入浴は避けましょう。
整体室リボディ 北中
暦の上でも立冬を迎え、いよいよ冬がやってきましたね。
とりわけ炊事や洗濯、掃除などの家事、水仕事をされる方には嫌な季節となりました。
そういった方々にとって、これからの季節に大敵なのが「手荒れ」です。
○水よりもお湯を使うと手荒れしやすいのはなぜ?
食器洗いなどで、水よりもお湯を使う方がより手が荒れてしまいます。
その原因は、お湯を使うことにより、手の皮脂がより落ちやすくなるためです。
皮膚は通常、肌の皮脂腺と呼ばれる器官から分泌される「皮脂」によって保護されています。この皮脂には、皮膚表面に雑菌が繁殖するのを防いでくれる役割があります。脂分である皮脂はお湯に溶けやすいため、水よりも喪失しやすいのです。
○手荒れを防ぐには?
オーソドックスですが、やはりゴム手袋などを使用して直接水に触れないのが一番です。やむを得ずお湯を使用する場合、あまり温度を上げず、ぬるま湯を使用しましょう。また、水仕事の後にはハンドクリームで保湿ケアするのも効果的です。
なかなか面倒ではありますが、手間を惜しまず肌荒れ予防を心掛けましょう。
整体室リボディ 北中
打撲や捻挫などケガをした時、真っ先に思い浮かぶ薬といえば、湿布薬だと思います。当院にも、市販されている湿布を貼った患者様がよく来院されます。中には数日前から貼りっぱなしだという方もおられます。
普段あまり意識されていませんが、湿布にも効果が持続する時間(寿命)があります。湿布と一口に言っても種類がありますので、効果が持続する時間も湿布により異なります。
○一般的に冷湿布と呼ばれる昔ながらのひんやりした湿布は、3~4時間程度で効果が弱まるものが多いです。
○整形外科などで処方される痛み止めの成分の入っている湿布は、8~12時間程度効果が持続するものが多いです。
大切なのは、その湿布の持続時間を把握した上で、定期的に貼りかえるということです。
効果が弱まったものをいつまでも貼りっぱなしにしておくと、皮膚がかぶれるなどの心配も出てきます。市販のもので貼れば注意書きをよく読み、薬局で処方されたものであれば受け取る際に薬剤師さんに確認しましょう。
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すっかり暑さも和らいで、秋らしい気候となりました。秋は運動会シーズンですね。幼稚園や保育園、地域の運動会など多数催されます。そこで久しぶりに運動するという方も多いのではないでしょうか。
そこでよく見られるのは、リレーなどで転倒してしまう大人の姿です。そういった方は往々にして若いころにバリバリ運動していたスポーツマンの方が多いのはなぜでしょう?
○原因は筋力低下によるバランス崩壊
多くは全力で走っているうちに、徐々に前のめりになって転んでしまうケースです。
早く走ることに意識が行き過ぎるあまり、上半身だけが前に出ようと進んでしまい、徐々に身体が前傾していきます。前傾し過ぎたうえに、脚力の低下により足を前に出す回転がついていかず、やがて脚がもつれて転んでしまうのです。
○転倒を防ぐには?
上記のように上半身が前傾することでバランスが崩れますので、上体を真っすぐに起こしたまま走るように意識しましょう。普段から運動習慣があって走り慣れている方は別ですが、無理に上体を傾けて走ると下肢の筋肉に負担がかかり、肉離れなど起こす危険性もあります。
当然ですが事前の準備運動も大切です。太腿、ふくらはぎ、足首、お尻周りの筋肉のストレッチは忘れないように行いましょう。
整体室リボディ 北中
今年は「スーパー猛暑」の名の通り、非常に暑い日が続いています。日中に外出したなら、短時間でも汗びっしょりになってしまう暑さですね。
この季節に特に気をつけなければならないのは熱中症による脱水症状です。そのため夏場の水分補給はとても重要ですが、実は熱中症だけでなく、痛風の予防にも効果があります。
○痛風とは?
身体にたまった尿酸が結晶化することにより、激しい関節炎を起こす病気です。体内の水分量が低下すると、尿酸値が上がり、痛風の危険性が高まります。逆に、小まめに水分補給をして、尿から尿酸を体外へ排せつしていくことでリスクが低下します。
○どれくらいの水分補給が必要?
大人であれば、食事以外で1日あたり1.2Lの水を飲むとよいとされています。一度に1.2L飲むのではなく、「200ml程度を6回」など、小まめに分けて補給するのが望ましいです。
○飲み物なら何でもいいの?
一番適しているのは、やはりただの水です。できればあまり冷やさず常温で摂りましょう。水でなくスポーツドリンクでの補給は、糖分を多く含み糖尿病など別のリスクが伴うので避けましょう。また、お茶で補給する場合は、カテキンの利尿作用を考慮して、水よりもやや多めに摂りましょう。
喉の渇きを感じた時にはすでに脱水状態の始まりといわれています。喉が渇いたり、汗をかいたりしていなくても、時間を決めて定期的に補給するよう心がけましょう!
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