リボディ通信
テーマ: 腰痛
お話を伺っていると、「自分は腰椎ヘルニアかも」と心配される方がおられます。ヘルニアという言葉は一般的にもよく知られていますが、腰痛と混同されている方も多い様に感じます。
○椎間板ヘルニアとは・・・
背骨には、骨と骨の間にクッションの役割を果たす「椎間板」という組織があります。
椎間板は、中心部に「髄核」というゼラチンでできた組織と、その周りを囲むコラーゲンなどでできた「繊維輪」という組織があります。
それらの一部が後方(背中側)へ突出した状態を、「椎間板ヘルニア」といいます。
症状の進み方により、いくつかの段階があります。
初期段階は、髄核が繊維輪が後方へ押し出すことで、繊維輪が膨隆します。
→ 進行すると、繊維輪が断裂して、髄核が繊維輪の内側へ脱出してきます。
→ 最終的には、繊維輪を突き破り、外まで突出してしまいます。
○原因は腰の過屈曲
腰部で発症する原因としては、背骨を丸めた状態を長時間続けたり、腰を丸めた状態で重たい物を持ち上げたりする動作などが考えられます。また、繊維輪はねじれに弱いので、腰をひねった状態で重いものを持ちあげる動作は危険です。
○ヘルニアになったら・・・
症状が進んだ場合は、やはり外科的な治療が必要であると思います。
初期段階の状態であれば、腰の反りをしっかり作ってあげることで、髄核は中心部へ戻り、繊維輪の膨隆もおさまります。
リボディの施術の方針も、腰の反りを取り戻すように心掛けて行います。
普段から腰の反りを意識して、正しい姿勢を保つことがヘルニア予防に繋がりますよ。
整体室リボディ 北中
テレビの健康情報番組などで、「猫背で腰痛の人は、腹筋が弱いので鍛えましょう」と紹介されることがあります。そう聞くと、腰痛予防のために腹筋運動を始めたくなりますが、ひとつ注意する点があります。
それは、鍛えるべき腹筋は、表層ではなく深層の筋肉ということです。
ボディビルダーの人のように、鍛えると6つに割れるのは身体の表面側の筋肉(腹直筋)です。一般的な腹筋運動(横に寝た体勢から、上半身を起こす運動)で鍛えられるのはこの腹直筋です。腹直筋だけ鍛えると、むしろ猫背を助長して腰痛は悪化します。
腰痛予防のためには、深層部の筋肉(腹横筋)を強化します。
腹横筋は腹部全体をコルセットのように覆っているので、鍛えることにより腹圧をキープでき、骨盤が後ろへ傾くのを防ぎ、正しい姿勢の維持につながります。
腹横筋を鍛える方法の一つとして、いわゆる腹式呼吸がおススメです。
やり方) 背筋を伸ばした状態で、
- 大きく息を吸い込み、
- お腹をへこませた状態をキープしながら
- ゆっくり息を吐きます。最後までしっかり吐き出すのがポイントです。
座っていても寝ていても出来ますので、ちょっとした待ち時間などに行ってくださいね。
整体室リボディ 北中
1度ギックリ腰になった人は、クセになって何度も繰り返すという話を聞いたことはありませんか?
その部分が弱くなって繰返し痛めてしまうイメージを持たれがちですが、実際はそうではありません。
ギックリ腰とは、突然強く痛くなった「急性の腰痛」全般のことを指す呼び名です。
痛みの出る場所は、腰周辺の筋肉、腰と臀部の間の関節面、骨盤周辺の靭帯など、人によって様々です。
またギックリ腰になるキッカケも、何度も重たいものを持ち上げたり、身体が冷え固まっている状態で急な動作(前かがみになる、身体を捻るなど)を行ったり、変な体勢でくしゃみをしたりと、いろんなケースが考えられます。
それらに共通して言える原因は、「身体に無理のある状態での動作」ということです。
姿勢の乱れ、過度な労働・運動などにより、腰部周辺が常に緊張した状態の時に、上記のようなキッカケがあるとギックリ腰が起こります。
1度なった人は、また同じような身体の使い方をしてしまうために、同じ場所を繰返し痛めてしまうのです。
ですので、普段の姿勢を気をつけたり、身体が十分に温まってから動くようすることにより、再発を防ぐことが出来ます。
痛めた箇所が弱くなるわけではなく、無理な動作をする生活習慣が問題なんですね。
整体室リボディ 北中