リボディ通信
テーマ: 肩こり
肩の痛みを訴えて来店される方の中に、「これって五十肩かな?」と心配される方が多いです。特にある程度の年齢になると心配になると思います。
今回のテーマは「四十肩・五十肩」についてです。
○五十肩(四十肩)とは?
五十肩・四十肩とは俗称で、本来は「肩関節周囲炎」と呼びます。
文字通り、肩関節の周りが炎症を起こしている状態を指します。
年齢的に五十代や四十代でなる方が多いのでそのように呼ばれますが、もっと若い人でもなる場合もあります。
○肩関節周囲炎の症状とは?
・痛みの出方
多くの場合、肩だけでなく腕の方ににかけて強い痛みが出ます。
左右両方が同時に痛くなるケースはあまりないですが、どちらかの痛みが治まった後に、時期がずれて反対側が痛くなるケースは多々見られます。
・動きの制限
よく腕が上がらないのが五十肩の特徴に思われますが、他にも腕をひねれない、胸を反らすように後ろへ引けない、など人により異なります。
○どうしてなるのか?
正直なところ、はっきりと原因はわかっていないのが現状です。
肩関節周辺の筋肉群が傷ついて炎症を起こしていたり、肩と腕の骨のすきまにカルシウムの結晶が沈着している場合などもあります。
○改善させるには?
外科的な治療では、神経をブロックする注射をしたり、重度の場合は手術をするケースも聞きます。ただ不思議なことに、半年から数年など個人差はありますが、時間の経過とともに痛みは消える場合が多いです。しかし、痛みが消えた後にも、肩関節の動きが制限されているケースも多く見られます。
当店の施術で言えば、肩関節の動きをスムーズにすることを最優先で考えます。
具体的には肩関節および肩甲骨と背骨の間を矯正することで、肩関節自体の動きの幅を増やし、周辺の筋肉が働く際の負担を軽減するように努めます。
無理に動かそうとして炎症がひどくなるケースもあります。
自分の症状がわからない場合は、早めに専門家に相談しましょう。
整体室リボディ 北中
今週末、ドコモからiphoneが販売されることが話題になっていますね。
僕も数年前から使っていますが、スマートフォンをお持ちの方が増えてきました。
「電話機能の付いたパソコン」と形容されるほど様々な機能が満載のスマホですが、それだけに長時間扱いがちになります。
それにより引き起こされる「スマホ症候群」について触れたいと思います。
○スマホ症候群とは・・・
スマートフォンを長時間利用することにより引き起こされる諸々の症状の総称です。症状としては、肩こり、頭痛、不眠症、ドライアイ、手首の腱鞘炎など様々です。それらが悪化し、うつ病の原因になるとも考えられています。
○なぜスマホ症候群は起きるのか?
スマホはテレビやパソコンと比べて画面が小さいため、集中して直視するために頭部がうつむきがちになります。その姿勢のまま操作し続けることにより、頭部の重みを首~肩周りの筋肉群が支え続けることにより緊張します。うつむき状態が長く続くことにより、首の前彎曲がなくなる「ストレートネック」にもつながります。
○予防のためには・・・
スマホを目の高さに近づけて、出来るだけうつむかない姿勢で操作しましょう。
そのためには椅子に深く腰掛け、背もたれに背中を着けた状態が望ましいです。
寝そべりながらの操作は控えましょう。
また筋肉の緊張を緩めるために、以下の体操を行いましょう。
☆首前面のストレッチ
1.真正面を見た状態で両手を首の後ろで組み、後頭部を支えます。
2.後頭部を支えながら、ゆっくり上方を見上げます。
3.見上げた状態で5秒程度静止します。
4.後頭部を支えながら、ゆっくり戻して正面へ戻ります。
これを5回繰り返します。
☆肩まわり筋肉の体操
1.両手をだらりと下げた状態で、両肩を同時に上へ持ち上げます。
2.すばやく両肩の力を抜いて、ストンと落とします。
これを10回繰り返します。
ついつい長時間操作してしまいがちですが、定期的に休息を取ることが何より大切ですね。
整体室リボディ 北中