リボディ通信
テーマ: ツボ
女性特有の症状として、生理痛でお悩みの方も多いと思います。
今回は、生理痛を少しでも緩和する方法をご紹介します。
○温かい食事を摂る
身体の冷えは生理痛を悪化させます。
冷たいものを摂りたい季節になってきますが、なるべくお腹を冷やさないような食事を心掛けましょう。
○適度な運動、ストレッチをする
血流を良くすることで生理痛が和らぐと言われています。
軽めのウォーキングをしたり、積極的に階段を利用すればダイエット効果も見込めます。
ストレッチは、主に股間節周りの筋肉を緩めるとよいでしょう。
☆ストレッチの方法
1.立った状態で、フラフープを回す様に大きく腰を回します。右回り、左回りともに5回ほど動かします。
2.同じく立った状態で、片足だけ椅子に乗せ、ゆっくりと前屈します。このとき、背中を丸めないように正面を見据えて、胸をはったまま倒しましょう。
3.床に座り、両足裏を合わせる形であぐらを組みます。その状態で両膝をゆっくり上下に揺らします。10秒ほど揺らしたら、そのままゆっくり前屈します。
○生理痛を和らげるツボを押す
「足の冷え性を改善する方法」でも紹介した「三陰交」と、「血海」がおすすめです。
親指の先でゆっくり3秒かけてやや強めに押し、3秒かけて離す、を5回程度繰り返します。
血海(けっかい)・・・ひざの皿の骨の内側から、指3本分上
三陰交(さんいんこう)・・・内くるぶしから指4本分くらい上、骨の後ろ側のくぼんでいるところ
就寝前などリラックスした状態で行うとより効果的ですよ。
整体室リボディ 北中
大型連休シーズンに入り、いつもより遠出される方も多いと思います。
そこで、今回のテーマは「乗り物酔い」です。
○乗り物酔いの原因とは?
・乗り物が揺れることによって、耳の奥(内耳)にある平衡器官が正常に働かなくなる。
・加速・減速を繰り返すことにより、体に加わる重力によって三半規管が刺激されて自律神経が失調する。
・乗り物内や排気ガスなどにおいによる刺激。
・外の景色を見ている場合、流れる景色のスピードに眼球がついて行けず、脳が混乱状態に陥る。
・睡眠不足、過労などの健康状態による原因。
・過去に乗り物酔いをした経験により、不安な精神状態になることも原因となる。
○乗り物酔いにならないためには?
・前日には睡眠を十分にとり、事前の食事は早めに済ませる。
※できれば乗車の1時間以上前までに
・衣類などで体がきつく締めつけられると酔いやすいため、ゆったりした服装を選ぶ。
・酔い止めの薬を事前に飲んでおく。
※精神的な安心感を得る意味でも、とても効果的
・読書やメール、ゲームなどの眼球にストレスをかける作業はしない。
・座席が選べる場合は、なるべく揺れの少ない位置に座る。
乗用車:2列シートの場合は助手席、3列シートの場合は助手席か2列目
バス:フロントガラスから進行方向が見える位置に座る
※右左折など車の動きを予測しやすいため。但し、タイヤの真上は揺れるのでダメ
電車:後ろ向きに座ると酔いやすいため、進行方向を向いて座る。
飛行機:機体の中心付近。
船:船体の中央部分。外が見えるような窓があればなお良い。
○それでも乗り物酔いしてしまった場合は?
・シートが倒せる場合はなるべく倒し、横になる。
・車の場合は窓をあけ、船の場合は甲板へ出て、冷たい風にあたる。
・可能であれば一旦降車して、深呼吸する。吐き気がひどい場合は無理せず吐いてしまった方がラクになる。
・乗り物酔いに聞くツボを押す。
「花粉症に効くツボは? vol.02」でご紹介した合谷(ごうこく)が、乗り物酔いにも効果的です。
合谷の位置:人差し指の下の骨と、親指の下の骨の合流地点
反対側の手の親指と人差し指で、はさみこむように持つ。
爪をたてないように気をつけて、3秒ほどかけてゆっくり押して、また3秒ほどかけてゆっくり離す。
これを左右ともに、5回程度繰り返します。
僕自身も、自分で運転するようになるまでは旅行の度に乗り物酔いするほど困っていました。
「酔ったらどうしよう」と考えることが、一番よくない原因だと思います。
仲間や家族と楽しく会話をして、気分を盛り上げて乗り切りましょう。
整体室リボディ 北中